「全国空き家アドバイザー協議会 第4回全国会員大会」に参加してきました!

こんにちは!「コミカツ」運営スタッフのサシガモイです。
2025年6月9日(月)、東京・千代田区の海運クラブで開催された「全国空き家アドバイザー協議会 第4回全国会員大会」に参加してきました!
🗓 当日の流れ(ざっくりご紹介)
会場は、全国から空き家に関わる熱いメンバーが集まる一大イベント!
14時から19時まで、学びあり、出会いありの濃い一日でした。
🎤 特別講演①:所有者不明土地への新たな対策
最初の講演は、国土交通省 不動産・建設経済局 土地政策課の浜田賢太郎さんによる
「所有者不明土地」についてのお話でした。
そもそも「所有者不明土地」とは──
登記が古かったり、相続の手続きがされないまま放置されていたりして、
誰が持ち主なのか分からなくなってしまった土地のことです。
実は、こうした土地は全国的に増え続けており、
・道路や施設の整備が進まない
・空き家や農地の活用ができない
・隣地との境界トラブルになる
など、地域づくりや空き家対策にも大きな影響を与えています。
浜田さんの講演では、
✅ 現在の所有者不明土地の広がり
✅ 背景にある相続・登記の課題
✅ 今後の法制度の方向性(登記義務化など)
について、国の最新の取組みとともに、丁寧に解説されました。
「空き家をどうにかしたくても、土地の名義が分からない…」
そんな声にどう対応すべきか、改めて考えさせられました。
所有者不明土地の問題は、空き家活用とも密接に関わっています。
「コミカツ」でも、今後このテーマを掘り下げて取り上げていければと思っています!
🛁 特別講演②:銭湯つきアパート!?ユニークな空き家活用アイデア
続いては、加藤優一さんによる講演。
やまがたの「空き家プロジェクト」から、銭湯つきアパートなど、
全国でも珍しい空き家活用の実例を紹介していただきました!
「空き家=住宅」だけじゃない。
「空き家=地域の場」にもなれる。
そんな可能性を再発見した時間でした。
「コミカツ」でも、もっと自由に、面白く考えていきたいと思います!

🏆 第2回 空き家甲子園 表彰式も開催!
会場の注目を集めたのが、今年で2回目となる**「空き家甲子園」表彰式**。
全国の若い力や地域との連携による取り組みが紹介され、
多くの拍手と感動が巻き起こりました!
中でも印象的だったのは…
🎖 産学連携 空き家活用部門 優秀賞
香川県まんのう町「SEVEN PLACE 七号館」
空き家バンクに登録されていた、田畑つきの住宅を購入し、
「匠の学舎」の学生さんたちと連携。
地域の皆さんと共に、空き家を改修して“地域にひらかれた場”として再生させた素晴らしい事例でした!
「空き家を、ただの住宅じゃなく“人が集まる場所”に変える」
学生と地域住民の協働が、新たな価値を生み出していたのがとても印象的でした。
このような実践的なアイデアは、「コミカツ」でもぜひ参考にしたいところ。
空き家を“人が集う拠点”として活かすヒントがたくさん詰まった発表でした!




最後は懇親会。
地方や都市部、行政や民間、立場は違えど「空き家をなんとかしたい!」という想いは一緒。
たくさんの刺激とご縁をいただきました。
✍️ まとめ:これからの「コミカツ」に活かしていきます!
今回の全国大会では、「制度・政策」と「現場の工夫」の両面を学ぶことができました。
「コミカツ」でも、皆さんの地域での活動に役立つ情報や事例をどんどん紹介していきたいと思います!
空き家に、もっと可能性を。
そして、地域に笑顔を。
これからもよろしくお願いします😊
